はじめに
Crusader Kings III(CK3)をプレイしていると、国王や皇帝になると複数の公爵領を直轄で持ってしまい、「直轄領上限超過」という警告を見たことがあるかもしれません。
この記事では、公爵領が多すぎることによるペナルティの内容、封臣好感度への影響、そしてその問題を解消する実践的な方法をわかりやすく整理します。「封臣からの反乱を防ぎたい」と考えている方にとって、ぜひ最初に読んでおいてほしい内容です。
定義
以下の内容の通知がゲーム内に表示された場合、この問題に直面しています。
〇か所の領分が直轄領上限の〇を超えた領分になっているため、あなたの税金と徴募兵が減少します。
デメリット
税金と徴募兵の減少
保有する伯爵領全てにおいて、税金と徴募兵が減少します。
減少率は以下のとおりです。
| 超過数 | 税金・徴募兵の減少率 |
| 1 | 20% |
| 2 | 40% |
| 3 | 60% |
| 4 | 80% |
| 5 | 100% |
封臣の好感度低下
ズバリ、全ての封臣の好感度が20低下します。封臣の好感度が下がると反乱をおこしやすくなるため、早期に解消しましょう。
解消法
称号の譲渡を検討しましょう。既存の封臣か廷臣、もしくは第三者に公爵領の称号を譲渡することで、保有する公爵領を減少させることができます。
プレイする際には、「公爵領は2つまで」と覚えておきましょう。ただ、公爵領を3つ以上保有することで得られるメリットが大きいと感じるなら、この限りではありませんが…。
おわりに
多くの公爵領を直轄することは、一見すると王国・帝国としての力を示すように見えても、封臣との関係悪化という大きなリスクを伴います。今回紹介したペナルティ内容と解消方法――称号の譲渡などを使って、公爵領を3つ未満にすること――を意識することで、統治の安定性を保ちつつ王朝を強く維持できます。
王朝を強く保ちたいなら、小さな選択の積み重ねが大事です。他の記事でも、封臣好感度を上げる方法や政体・封建契約などの制度を解説していますので、それらとあわせて読んで、CK3で賢く王国を支えていきましょう。

