はじめに
Crusader Kings III(CK3)では、キャラクターに「異名(ニックネーム)」が付くことがあります。これらの異名は、その人物の性格・業績・行動などを象徴しており、ゲーム世界のドラマ性を高める重要な要素です。本記事では、867年シナリオで登場するさまざまな異名を一覧形式で紹介し、それぞれの背景・意味・取得条件の推測などを含めて解説します。異名を通じてキャラクターにより深みを感じたい方や、自分の王朝で印象的な異名を狙いたいプレイヤーに役立つ内容です。
適宜更新中です。
異名とは
異名や蔑称、コグノーメン(異名)は全て、人物に対して付けられ、帰属する、副次的な名称である。(例えば、「禿頭王」シャルル)異名は、単に美的なものであるが、この取得を取り巻く状況は、ドラマチックであったり、注目に値するものであることが多い。
悪い異名は、良いものに代わる可能性がある。(「庶子公」ウィリアムが「征服王」ウィリアムになったように)
ゲーム中では上記のように説明されている。
あ行
偉大なる
公ロードリⅡ世の功績は伝説となっているーー平民はその功績を歌にし、貴族はそれに匹敵する期待をかけられるのは不公平だと文句を言う。
867年シナリオにおいて、グウィネズ公ロードリⅡ世が有する異名である。
異邦人
あなたは故郷から遠く離れてここに来た。そのマナーには未だに奇妙で異国風であるものも沢山ある。
867年シナリオにおける、ケヌガルズル首領ディーレが有している異名である。彼の来歴からして当然の異名であろう。
鋭敏なる
こいつとカードで遊ぶのはやめておけ。奴は生粋のイカサマ師だ。
鋭敏の特性を有する者が取得することがある。
怒りっぽい
(人物名)は怒りっぽい。とにかく怒りっぽいことで知られている。
憤怒の性格が関係してると思われます。
か行
価値なき
男の失敗、理論においても実践においても。
奇人
その人間性は決して邪悪では無い…のだが、(人物)は本当にエキセントリックな趣味をお持ちである。
狐
狡猾で、抜け目がなく、野心的。その美徳は騎士道に反するかもしれないが、とても実践的だ。
銀の舌
(人物)はほとんどの状況で僅かな言葉と命令で対処できる。
腐り果てた
(人物)は小狡い生き物であり、汚職に満ちた土地の上で金の山を作りそこに座している。
さ行
シヴァ派の者
(人物名)は場違いかつ熱心なシヴァ派であり、人々からは奇特な目で見られている。
失地の
(人物名)の土地は、兄弟のと比べると小さい。
白シャツの
何故白シャツのと呼ばれているのかと人は首領ハールダウンに問うが、帰ってくるのはニヤつきだけだ。(原文ママ)
867年シナリオにおける、ヨールヴィーク首領ハールダウンが有している異名である。そう、彼はヴァイキングなのだ。
小
王ルートヴィヒⅢ世は他の注目すべき人物とその名前が不幸にも同じであったため、永遠にルートヴィヒという名前とそのあだ名は結びつけられることとなった。「若い方」とか、「小」とか。
ルートヴィヒⅡ世の息子たるルートヴィヒⅢ世が有することになる異名である。
真実の語り手
物事の大小に関わらず、人々はこの人物の誠実さと正直さを信頼している。
867年シナリオにおける、ガウルダラヴュルキ女族長サガが有している異名である。この人物は性格特性に「正直」を有しているだろう。
聖なる
いかなる悪徳であれ、いかなる罪であれ、いかなる冒涜であれ、いかなる不信心であれ、神によって定められたその人生を人生を穢すことはない。
た行
鷹
その千里眼から逃れられるものは僅かであり、その尖爪から逃れられるものは僅かたりともいない。
ドイツ人王
領国の人々はドイツ人王と呼ぶが、当人にはそう呼ばれる理由がまったくわからない。
867年シナリオにおける、東フランク王ルートヴィヒⅡ世が有している異名である。名誉なことだとは思うが…。
な行
は行
禿頭
王シャルルⅡ世は、その人生の大半を適切に戴冠することなく過ごした。そして廷臣たちはそれが忘れ去られることをついぞ許さなかった。
867年シナリオにおける、西フランク王シャルルⅡ世が有している異名である。
恥ずべき
スルタンムハンマドは立派な家族の下に生まれついたというが、その人生は失敗そのものではないか。
867年シナリオにおける、アル=アンダルススルタンムハンマドが有している異名である。崩壊が近い後ウマイヤ朝の現状を見ればこの異名も致し方ないのか..。
反逆者
カリフ アル=ムウタッズの言葉には、それを運ぶ空気と同等の価値しかない。
867年シナリオにおける、アッバース帝国カリフ アル=ムウタッズが有している異名である。
人食い
そのよく手入れされた犬歯、そこに血が滴った笑みを零す時、殆どの人は見てられないと目を背ける。
名声特性として食人嗜好者を有する者が獲得することがある。
福者
公正なる気質と、信仰の擁護者としての頼もしい声は、(人物)を描写するにあたって誰もが用いうる表現である。
平穏者
みんなで仲良くできないのかな?
蛇の目
旅人たちが囁く噂によると、その目にはウロボロスーー自らの尾に食らいつく蛇で、永遠を表すシンボルーーの形をした痕があるという。だがこの主張の真偽を確かめるために近づこうとする者はほとんどいない。
867年シナリオにおける、シェラン首領シーグルドルが有している異名である。非常にかっこいい異名である。
骨なしの
その虚弱な骨格とは裏腹に、首領イーヴァルは獰猛なる心と魂を持っている。
867年シナリオにおける、スズレユヤル首領イーヴァルが有している異名である。片足しかないことから付けられたのだろう。
ま行
無知なる
(人物名)にはなにか信念を持って成し遂げようという能力があるようには見えない。
や行
厄介者の
王リューリクはその評価、洞察、そして文書で知られている。
867年シナリオにおいて、ホルムガルズル首領リューリクが有する異名である。
勇敢なる
慄く脚も震える手首も、大族長シェモヴィトを目標から遠ざけることはない。
867年シナリオにおいて、ポラニア大族長シェモヴィトが有することのある異名である。彼は「勇士」のライフスタイルを有している。
有能なる
領国の統治?戦争?自炊の方法?子供の宥め方に建物の設計、それに乳歯の抜き方?この人物が専念したことで出来ないことはほとんどない。特化・専門化・熟練など、つまるところ虫がする言い訳に過ぎない。
予言されし
自制が信頼に繋がる。それを忘れた時、ヘルジリューリクは終わりを迎える。
867年シナリオにおいて、ホルムガルズル首領リューリクの息子ヘルジ リューリクが有する異名である。
ら行
わ行
おわりに
CK3 の異名は、ただの飾り以上のものです。名前一つでキャラクターの物語性が増し、他の勢力や臣下との関係に思いがけない影響を与えることもあります。本記事で紹介した異名例や取得される背景を参考に、自分のプレイでもキャラクター育成や外交などで印象的な異名を目指してみてください。
また、今後も新たな異名が発見され次第、このページを更新していきます。他の性格特性・称号・業績などの記事も併せて読めば、CK3のキャラクター形成がより楽しくなるはずです。