はじめに
Crusader Kings III(CK3)では、「恐怖(Dread)」というステータスが、封臣との関係・派閥の動き・政治交渉などに多大な影響を与えます。捕虜の拷問・処刑などの手段で恐怖を高めることができ、恐怖が高い統治者は封臣からの反抗を抑えるなど、支配力を強化できます。
本記事では、恐怖の定義・数値の範囲・時間経過による変動・性格特性の影響・主なメリットと注意点など、恐怖の仕組みをわかりやすく解説します。暴君プレイを目指す人も、バランスを重視した統治をしたい人も、恐怖を戦略的に活用するヒントが得られる内容です。
定義
ゲーム内では以下のように定義されます。
恐怖は統治者がどれだけ恐れられているかを示す指標です。
統治者は、捕虜の拷問や処刑といった残酷で凶悪な行為によって、恐怖を増やします。
恐怖は暴君としてのプレイを可能にします。言うことを聞かない封臣が気後れしたり、畏怖になったりして、あなたへの対抗を恐れるからです。
恐怖は、0から100の範囲で遷移し、遊牧民は150まで上昇します。時間が経つにつれ、性格特性によって決められている恐怖の値に近づく傾向があります。
恐怖に満ちた統治者は以下の恩恵を受けます。
・封臣は派閥に参加しない
・封臣は計画に参加しない
・封臣の賛同が増加する(称号を取り消すなど)
・臣従の提案の賛同が増加する
・選挙人があなたと同じように投票しやすくなる
・封臣が法律の変更に反対しにくくなる注意:勇敢で大胆な封臣は恐怖の影響を受けにくくなります
おわりに
恐怖(Dread)は、CK3において力と威圧を象徴する指標であり、統治者としてのカリスマ性や恐れられる存在であることが直接ゲームに影響を与える要素です。封臣の派閥を抑えたり、法律変更や称号撤回などを実行しやすくするために、恐怖をどう増やすか/どう管理するかが鍵となります。しかし、恐怖を高める手段には道徳的・政治的リスクも伴うので、周囲とのバランスも忘れないようにしましょう。
本記事で紹介した恐怖のメリット・デメリット・変動の仕組みを理解して、あなたの王朝が恐怖を戦略的資産として使いこなせるように願っています。恐怖以外の統治パラメータとの兼ね合いも考えて、より深い統治戦略を楽しんでください。