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CK3|包囲完全ガイド:要塞攻略と消耗の仕組み

CrusaderKings3

はじめに

Crusader Kings III(CK3)における「包囲(Siege)」は、単なる戦闘と異なり、要塞化された拠点を時間をかけて攻略する特殊な戦術フェーズです。本記事では、包囲とは何か、要塞の仕組み、進展条件、そして包囲軍の消耗まで、可能な限り具体的に解説します。

包囲を正しく理解することで、拠点攻撃を効率よく進め、戦争全体で有利をとれる立ち回りが可能になります。初心者から中級者まで役立つ内容を目指しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

定義

CK3において「包囲」は以下のように定義されます。

包囲とは軍勢が市民を飢えさせ要塞化された所領を占領下に置くために取り囲むことです。包囲は軍勢が敵側の要塞化された所領に入り、停止すると自動的に開始されます。但し、軍勢の規模が守備隊を上回る必要があります。

所領の城壁が破壊されると、包囲側の軍勢は突撃を実行可能になります。

つまり、要塞化された所領に停止することで包囲を開始することができるのです。

要塞

要塞化とは

第一に、伯爵領首都は要塞化されています。
第二に、城系の建造物が建設されている場合、要塞化されています。
第三に、丘の砦系の建造物が建設されている場合、要塞化されています。

要塞レベル

要塞レベルは、予想される包囲が完了する時間を決定します。

要塞レベルは、伯爵領首都であれば+1されます。また、建造物により上昇します。

守備隊

要塞には守備隊が存在します。包囲した軍勢の数が守備隊の数より少ない場合、包囲は進行しません。

守備隊の最大数は、要塞レベルに応じて上昇します。

包囲に敗れた場合、守備隊の数は25に設定されます。以降、守備隊は、毎月、守備隊補充速度に応じて最大容量になるまで補充されます。

伯爵領に複数の要塞がある場合

伯爵領には、伯爵領首都が1つ設定されています。伯爵領首都以外の男爵領に要塞が存在する場合、この所領をも占領することで、伯爵領を完全に占領することができます。

一日あたりの攻城戦の進展

CK3においては、「一日あたりの攻城戦の進展」という数値があります。これは、包囲が終了し攻城戦に勝利するまでの期間を決定します。

基本値

+1.0です。

兵士数の差による補正

包囲中の軍勢の兵士数から守備隊の数を引きます。そして、下2桁を切り捨てて、20000分の1した値だけ、一日あたりの攻城戦の進展として、基本値に加算されます。
例えば、包囲中の軍勢の兵士数が3695で守備隊の数が665の場合、兵力差は3030です。そして切り捨てにより3000とした値を20000分の1にすると、0.15になります。この値が加算されるのです。

包囲イベントによる補正

20日ごとに包囲イベントが発生し、それに応じて補正がかかります。

例えば、病気の拡散というイベントなら、一日あたりの進展に10%の援助を得ます。

要塞レベルによる補正

要塞レベルが一定以上になると(例えば初期なら4以上になると)、堅固な要塞ということで、一日あたりの進展に×0.7のマイナス補正を得ます。

これを防ぐために、常備軍に攻城兵器(オナガー等)を採用しましょう。ただし、それぞれの攻城兵器には、通用する要塞レベルの上限があるため注意しましょう。

包囲軍の消耗

包囲中の軍勢は月ごとに消耗します。これにより、一定数の犠牲者を出します。犠牲者の数は、包囲中の兵士数の100分の1(切り捨て)です。
例えば、3695の兵士数で包囲していた場合、毎月36の兵士が犠牲になります。
そのため、無駄に多い兵数で包囲することは、自軍の兵士を無闇に減少させることにつながります。

おわりに

包囲は CK3 の戦争運用において、持久戦と策略を問われる重要な要素です。守備隊の規模、要塞レベル、補正、そして包囲中の犠牲を見極めながら進めることで、無駄を省いた効率的な征服が可能になります。

本記事で紹介した知識をもとに、拠点攻略をより鋭く、戦争をより計画的に運用できるようになることを願っています。

今後は「包囲兵器」「包囲イベント」「包囲フェーズ戦術」など、さらなる掘り下げも予定していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

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