はじめに
CK3(Crusader Kings III)における「戦闘幅(Combat Width)」は、戦場で同時に交戦できる兵力の上限を左右する重要なゲーム要素です。本記事では、戦闘幅の定義、決定方法、地形補正の影響、そして戦術への応用までをできるだけわかりやすく解説します。
戦闘幅の仕組みを理解することで、大軍投入の無駄を減らし、質の高い部隊を有効活用した戦闘運用が可能になります。CK3 プレイヤーならぜひ押さえておきたい、ゲーム理解を深める知見をお届けします。
定義
CK3では、戦闘幅は以下のように定義されます。
戦闘幅とは、戦闘中、どれだけの兵士数が双方それぞれから同時参加可能かを示しています。その数は地形等の諸要素から影響を受けることがあります。
これは一方の側が他方を完全に圧倒する事を防ぐものであり、戦闘開始時に確定します。
決め方
戦闘開始時に、参加する全兵士の合計を半分にします。つまり、A国の兵士数が3000、B国の兵士数が1000の場合、全兵士の合計4000の半分たる2000が戦闘幅になります。
A国の余剰兵力1000は後方待機になり、必要に応じて戦線に補充されます。
また戦闘幅は地形による補正を受けます。地形による戦闘幅への補正は、別記事で説明しています。
おわりに
戦闘幅は、CK3 の戦闘を左右する隠れたカギとも言える要素です。これを理解することで、ただ兵力を積むだけでなく、地形の選択や部隊配置、予備兵の使いどころなどが戦術的に意味を持つようになります。
地形補正を読み取り、戦況に応じて控え兵を温存・投入することで、単なる数の暴力に頼らない立ち回りが可能になります。この記事が、あなたの CK3 戦術設計の一助となれば幸いです。
引き続き、他の戦闘システム(騎兵、包囲、フェーズ補正など)も掘り下げていく予定ですので、そちらもぜひご覧ください。
  
  
  
  
