はじめに
『Crusader Kings III(CK3)』には、キャラクターの能力や行動に大きな影響を与えるさまざまな特性が存在します。
その中でも「征服者」は、軍事だけでなく、税金収入や正統性、常備軍の維持費、称号の創設、開戦事由など、領国運営のさまざまな要素に影響を与える非常に強力な特性です。
征服者の名声特性を持つキャラクターは、常備軍維持費が大幅に減少するほか、称号の創設コストも大きく軽減されます。また、威信点や敬虔点を消費せずに利用できる開戦事由が増えるなど、領土を積極的に拡大するプレイとの相性に優れています。
さらに、征服者がどのような条件で出現するのか、どの程度の確率で発生するのか、ゲームルールによってどこまで設定を変更できるのかも重要なポイントです。継承時の扱いについても複数の設定が用意されています。
本記事では、CK3における「征服者」の名声特性によって得られる効果をはじめ、発生タイミング、発生確率、ゲームルールによる設定変更、継承ルールなどについて詳しく解説します。
効果
征服者の名声特性を有する場合、キャラクターは以下の効果を得ます。
- 月間税金収入:+5
- 月間正統性:+5
- 常備軍維持費:-75%
- 称号創設コスト
- 金:-75%
- 敬虔点:-75%
- 敵の敵対的工作
- 工作フェーズ期間:+25%
- フェーズごとの成功率増大:-3%
- 工作限界:-40%
- 開戦事由
- 威信点コスト不要
- 敬虔点コスト不要
- 従属強制の開戦事由をアンロック
- 特殊兵獲得の可能性上昇
- 請求権持ちの客人の増加
- 封臣の反抗が減少
*設定により、補正「神々の災厄」を付与することもできます。これについても、補正取得確率を100%・5%・0.5%のいずれにするか選択可能です。
発生タイミング
出現しない設定にした場合をのぞき、5年ごとに確率で出現します。
発生確率
ゲーム開始画面の「ゲームルール」から調整可能です。
デフォルトの状態では、低確率とされます。
設定次第では、以下のように確率の増減が可能です。
- 90%減少
- 50%減少
- 100%増加
また、特定の特性と性格を持ち、領国の規模が大きくすでに有力者である独立統治者に限り、征服者となれるようにする設定も可能です。
継承ルール
デフォルト状態では、第一後継者にのみ継承されます。
第一後継者は、後継者とは異なる概念であることにご注意ください。
設定により、以下のように変更できます。
- 全ての独立統治者に承継
- 継承なし
おわりに
CK3における「征服者」は、単純に軍事力を高めるだけの特性ではなく、領国を拡大し、その勢力を維持するためのさまざまな恩恵を得られる非常に強力な名声特性です。
月間税金収入や正統性が増加する一方で、常備軍維持費や称号創設コストが大幅に減少するため、領土を次々と拡大していくプレイでは特に大きな効果を発揮します。
また、開戦事由に関する恩恵も大きく、威信点や敬虔点のコストを気にせず戦争を行いやすくなるほか、「従属強制」の開戦事由も利用できるようになります。これにより、征服者の名にふさわしく、軍事的な拡張を強力に後押ししてくれます。
一方で、征服者は常に同じ条件で登場するわけではありません。ゲームルールによって発生確率や継承方法を変更できるため、自分がどのようなゲーム環境でプレイしたいのかによって設定を調整することも重要です。
特に、征服者をすべての独立統治者に継承させる設定にするのか、第一後継者だけに継承させるのか、それとも継承させないのかによって、征服者の影響が王朝の次世代以降にどこまで残るのかが大きく変わります。
征服者は領土拡大を目指すプレイと非常に相性の良い特性ですが、設定次第ではゲームバランスにも大きな影響を与えます。自分のプレイスタイルに合わせて発生確率や継承ルールを調整することで、征服者による強力な効果を楽しみながら、好みのゲームバランスでプレイできるでしょう。
